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【WORKS】池袋西口公園「GLOBAL RING」がリニューアルオープンしました。

  • 執筆者の写真: ランドスケープ・プラス
    ランドスケープ・プラス
  • 2019年11月16日
  • 読了時間: 2分

更新日:1月30日


池袋西口公園、通称「GLOBAL RING」が2019日11月16日にリニューアルオープンしました。私たちランドスケープ・プラスと三菱地所設計さんの設計共同体で、デザインプロポーザルに選定されたのが2017年9月のこと。設計開始から工事完成まで2年2カ月という超ハードスケジュールの中、発注者・設計者・施工者が一丸となり、様々な困難を乗り越えて迎えた開園式典は、私たちにとっても特別な一日となりました。

開園式典の中で、代表の平賀がデザイン統括者の立場から、来園者の皆さまに向けて感謝の言葉をお伝えしましたので、その内容をご紹介させていただきます。

グローバルリングは、かつてこの地にあった「丸池」をデザインのモチーフにしています。

豊島区とも縁の深い秩父山系の湧き水でつくられた「丸池」は、池袋という地名の由来だと言われています。古来より人々は、この場所に何か特別な力を感じていたのではないでしょうか。

公園の中心に据えられた噴水は大地から湧き上がる生命力を、公園の天空に浮かぶリングは大地のエネルギーが渦を巻きながら世界へと上昇する池袋の新たな躍動感を表現しています。池袋西口に大きな再開発が控える中、この公園で行われる様々な活動が、地域の文化や歴史を子供たちの未来に伝えるきっかけになってくれることを強く願っています。

この計画を暖かく見守って下さった関係者の皆さま、とくに地元関係者の皆さまには、心よりお礼を申し上げます。

世界中で都市化や長寿命化が進む中、人類は「孤独・不安・退屈」という「三大苦」に直面するといわれています。その一方で「歌・踊・酒」といった欲求は、古来より人類共通の変わらぬ「三大楽」であり、これらの要素を全て兼ね備えてリニューアルオープンする池袋西口公園には、やはり特別な力があります。豊島区の推進する文化や芸術を基盤にした街づくりへの挑戦が、地域から支持され世界に広がっていけば、地球の未来にとって大きなギフトになるではないか。それが「GLOBAL RING」に込めた私たち設計者の願いです。装いも新たに生まれ変わった池袋西口公園のこれからに、どうぞご期待ください。




開園式典 写真左より

代表 平賀、三菱地所設計副社長 竹内氏、大成建設東京支店長 須藤氏

 
 

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